ネイル&コスメコラム

2017/06/21

ジェルネイルが長持ちしない(割れやすい、浮きやすい)原因とは?

ジェルネイル イメージ

一般的に、“ジェルネイルの持ち期間”は、3週間前後と言われています。

※3週間以上過ぎると、ジェルネイルの下の地爪がかなり伸びてきて、地爪の生え際とジェルネイルの間が目立ってしまったり、徐々にジェルネイルがリフトしてきて、そのすき間から水が入り、グリーンネイルのおそれが出てきたりするので、これを目途にジェルネイルをオフすることが、推奨されます。

でも中には、「自分のジェルネイルの寿命が、普通の人より短い気がする……」と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

  • 比較的早くジェルネイルにヒビ割れが入ってしまう
  • 比較的早くジェルネイルが浮いてしまう(リフト)

たとえば上記のような理由で、まだ3週間経っていなくても、ジェルネイルのオフをする人もいらっしゃるかと思います。

“ジェルネイルの持ち”には、本人の体質や生活習慣、仕事、ジェルネイルの施術方法、選んでいるジェルの種類など、様々なことが関係してきます。

今記事では、ジェルネイルが長持ちしない場合に考えられる理由について、いくつか例に挙げて紹介していきたいと思います。

ジェルネイルが長持ちしない方に考えられる体質

ジェルネイルが長持ちしない方に考える、体質的な原因は、主に下記の2つです。

  • 地爪が早く伸びる
  • 地爪は柔らかい体質

①地爪が早く伸びる体質で、ジェルネイルのすき間が目立ちやすい

髪の毛が早く伸びる人とそうでない人がいるように、地爪も早く伸びる人とそうでない人がいます。

当然ですがジェルネイルは地爪の上に行うものなので、地爪が伸びるのが早ければ早いほど、地爪とジェルネイルのすき間が目立ち始める時期も早くなります。

ジェルネイル リペア

※地爪が伸び、ジェルネイルのすき間が目立ち始めている時期

②地爪が柔らかい体質で、ジェルネイルがリフトしやすい

地爪を机に垂直にあててみた時、軽くしか力を加えていないのに、”ふにゃん”としなってしまう場合は、比較的地爪の柔らかい体質の方と言えます。

ジェルネイルは硬化しているので大きくしなることはないですが、それに対して地爪がしなりやすい場合、地爪とジェルネイルの間にすき間が出来やすく、リフトしやすい原因となります。

先述しましたが、ジェルネイルのリフト(浮き上がり)は、ジェルネイルのはがれや、すき間から水が入って停滞することが原因のグリーンネイルにつながるので、結果的に”長持ちしない”ということになってしまいます。

ジェルネイルが長持ちしない方に考えられる生活習慣

ジェルネイルが長持ちしないのは、ちょっとした生活習慣が原因ということもあります。例えば、下記の2つです。

  • 長風呂をよくする
  • 毎日料理、洗濯や洗い物(水仕事)をする

①長風呂をよくすると、キューティクル等がふやけてジェルネイルのすき間から水が入りこみやすい

ゆっくり湯船に30分以上浸かる半身浴など、体を芯から温めたり、ダイエットのために行う長風呂は、たしかに美容効果はあるかもしれませんが、ジェルネイルを長持ちさせるという観点では、あまり良くありません。

キューティクル(地爪の生え際)周辺の皮膚などがふやけてしまい、シワシワになって出来たすき間から、ジェルネイルと地爪の間に水が入り込み、グリーンネイルなどの原因となることがあります。

②毎日料理や洗濯、洗い物(水仕事)をする人は、ジェルネイルの割れ・リフトが起こりやすい

毎日料理、洗濯や洗い物など、手をよく使い、しかもそれが水仕事である人は、ジェルネイルに負荷がかかって割れやすかったり、リフトが起こりやすかったりします。

また、そのように割れやリフトの起こったところから水が入り込んでしまうので、グリーンネイルのリスクも高いです。

特に主婦の人など、水を使う家事を、毎日長くしている人は、ジェルネイルがすぐ割れたりリフトしたりして、長持ちしない傾向にあると言えます。

ジェルネイルが長持ちしない方に考えられる仕事

また、その人のお仕事の内容も、ジェルネイルの持ちに若干影響してきます。

  • パソコンを1日中使う事務職
  • 水や薬剤を1日中使う美容師

①事務職かつパソコンのキーを爪の先で叩きがちな人はジェルネイルが割れやすい

パソコンを1日中使う、事務職に就いている方は、多くいらっしゃるかと思います。

そして、キーボードを打つ時に、「カタカタ」と大きな音をたてて、爪の先を使っているなら、それが原因でジェルネイルの持ちを悪くしている可能性があります。

1回1回のタイピングの力はかすかなものかもしれませんが、それが1日中続くとなると、やはりジェルネイルに負荷が蓄積します。

そして、ジェルネイルの先の方のストーンが直ぐに取れてしまったり、ジェルネイルの先から亀裂が入ってしまう可能性があるのです。

②水や薬剤を1日中使う美容師はジェルネイルの色落ちなどしやすい

水仕事は、何も炊事・洗濯などの家事だけにとどまりません。水をよく扱う「仕事」だってたくさん存在します。

例えば、美容師さんです。(美容師の人で、ゴテゴテのジェルネイルをしている人は稀かと思いますが……)

シャンプーなどで水に触れるのはもちろん、カラー剤などキツめの薬剤を使用することもあります。

薬剤を使用する際は手袋のようなものをしている方が多いですが、これがもしジェルネイルに付いてしまうと、溶けて色が落ちる可能性があります。

美容師のように、「手先を動かし、水をよく使う仕事」、「何か薬剤を使う仕事」をしている人は、ジェルネイルが比較的早く劣化してしまう可能性が十分に考えられます。

ジェルネイルのやり方が悪いことも、”持ちの悪さ”に影響する

これまでは、ジェルネイルをしている人の体質や生活習慣、仕事から、ジェルネイルが長持ちしない原因について探ってきましたが、原因として1番大きいのは、ジェルネイルのやり方が悪いことだと言えます。

  • ジェルネイルの下処理をしっかりしていない
  • 地爪のエッジ(端)までキレイにジェルを塗れていない

①ジェルネイルの下処理(キューティクルケアなど)をしていないと、リフトしやすくなる

ジェルネイルのベースを塗る前には、

  • サンディング(爪やすり)
  • キューティクルケア(甘皮ケア)
  • 油分、水分の拭き取り

上記のような下処理をすることが必要です。

これらの下処理は、すべてジェルネイルの密着性に影響しており、これを怠るとジェルネイルが浮きやすくなってしまう原因となります。

サロンでプロのネイリストさんにジェルネイルをやってもらう時には、これらの下処理を丁寧にやってもらえますが、セルフだと面倒で飛ばしてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?

でも、下処理を行わないことは、ジェルネイルが長持ちしないことに繋がってしまいます!

②地爪のエッジ(端)までキレイにジェルを塗れていない

ジェルネイルが長持ちしない原因となる”リフト(浮き上がり)”は、ジェルネイルのエッジ(端)から起こることが多いです。

ポリッシュもジェルネイルも、爪のサイド(端)には塗りづらいかと思いますが、ここを丁寧に塗れるかどうかで、ジェルネイルの場合は、リフトのしやすさ・しにくさに影響するのです。

セルフネイリストの方で、「どうしてか、いつもジェルネイルが浮きやすい、長持ちしない」と感じている方は、きちんとエッジまで塗れているか、改めてチェックしてみましょう!

ジェルネイルの種類を最近変えた方は硬化時間やライトの種類があっているかも確認しよう!

また、「最近、使い慣れたジェルネイルから、新しいジェルネイルに変えたんだよ」という方は、そのジェルネイルの硬化時間や、対応する硬化用ライトの種類(UVライトか、LEDライトか)を間違えていないか、確認することも重要です。

一概には言えませんが、ジェルネイルのメーカーと硬化用ライトの相性が合わないという可能性もあります。

上記のどれかが間違っていることで、適切に硬化が行えず、結果的にジェルネイルが長持ちしないことに繋がることもあり得ます。

ジェルネイル イメージ

さて、色々とジェルネイルが長持ちしない原因を挙げましたが、貴方の心あたりに近いものはあったでしょうか?

「長持ちしない原因は分かった、だったらどうすればいいの?」とお悩みの方は、下記ページを合わせて参考にしてみてくださいね!
→ ジェルネイルをちょっとでも長持ちさせるコツ

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